MIREYはなんでオイルが先?


こんにちは!根本です。

今日はそもそものお話を・・・

 

『MIREYはオイルなのに、どうして一番先に塗るんですか?』

『ローションの浸透の阻害にならないのですか?』

 

 

この質問は、MIREYではよくあるやつですね。

 

的確にご返答できますか?

 

MIREYスタートアップ講習でも、この話はよくするのですが、他にしなければいけない話も多いのでとても簡単にお伝えしています。

でも!今日はもうちょっと深く掘ります。

 

お客様に伝える用と、先生方の勉強用の違いだと思ってください。

 

ちなみに、いつも講習内でお伝えしている

『お客様に伝える用』

MIREYのオイルは普通のオイルと違って肌の中に水分を閉じ込めるオイルなので、先にオイルを塗ってくださいね~!

です。

 

 

 

 

ではここからは、

『アルガンオイルのマニアックな勉強用』です。

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MIREYはアルガンオイル100%ですので、酸素の効果以外にオイル自体の効果が素晴らしいので、たくさんの良い結果につながっています。

 

まずおさえていただきたい、アルガンオイルの組成について。

 

<他のオイルとの成分比較表>

 

 

 


※必須脂肪酸

必須脂肪酸とは、体内で合成することができない脂肪酸で、不足すると代謝が乱れて体調を崩す原因になる。

 

上記の表は、アルガンオイルに必須脂肪酸とトコフェロールがとっても多いことを表しています。

 

このトコフェロールが多いことがアルガンオイルが美容に良い大きな理由です!

必須脂肪酸の多いオイルに問題の酸化を防ぎ、肌の老化(酸化)もすごく防ぎます。

 

ま、でもMIREYの場合は酸素オイルになっていますので、オイルが悪い酸化をして、肌へのデメリットは皆無ですが!

ここ知りたい方は ↑↑↑ お問合せください。

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<アルガンオイル内エステル脂肪酸組成>

ミリスチン酸  0.1%
パルミチン酸 12.3%
ステアリン酸 5.6%
オレイン酸 44.6%?
リノール酸 31.1%
リノレン酸 0.1%

 

講習内でも簡単に触れますが、

この必須脂肪酸の種類のなかでも、アルガンオイルはリノール酸が多いオイルです。

? ステアリン酸 オレイン酸 リノール酸
アルガンオイル 10% 45% 30%
シアバター 40% 40% 4~8%
オリーブオイル 15% 75% 10%
椿油 ? 90% 3~9%

 

リノール酸は、厚生労働省が医薬部外品の

有効成分として認めています。

 

従来のスキンケアに見られる、「化粧水をつけた後に油でフタをする」

という手入れは、もう古い理論です。

なぜなら、肌の水分維持に対する貢献度は、

角質層に存在する「セラミド」と呼ばれる物質が約80%を占め、

続いてNMF(天然保湿因子)が約18%、皮脂が約2%となっています。
つまり、油分(皮脂)の水分蒸散抑制力は、多くの人が思っているほど高くないのです。

保湿には、肌の水分を掴んでキープする潤い成分(セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチンなど)を補給することが、効率の良いケアです。

 

 

そして、

この水分保持のための要の『セラミド』の構成成分の約8割

リノール酸

です。

 

 

まだまだあります。(笑)

 

 

オイルを先につけてもちゃんとローションが浸透する理由

 

それはステアリン酸です。

 

乳化剤としても使われる天然のステアリン酸が含まれているため、化粧水や美容液などの水分との相性が良好で、上からローションを重ねたとしてもちゃんとなじみます。

 

ただしステアリン酸の含有量もとても重要で、適度に含まれていることで表面に残りすぎず表面を覆った感じなく使える絶妙な含有量となっているのも、アルガンオイルのすごいところです。

※ステアリン酸という脂肪酸は、主に動物性脂肪、ラード、バターなどに多く含まれており、植物脂には10%前後しか含まれていません。美容に使用できる植物脂のなかで、唯一ステアリン酸の含有量が多いのがシアバターです。ステアリン酸は融点が高く、体温で溶けますので、通常は固体です。シアバターは美容オイルに分類されますが、状態は固めのクリーム状で肌に馴染ませると溶けます。ですから、シアバターをつけると肌表面に皮脂膜をつくりカバー力が高いのです。
対してアルガンオイルのステアリン酸含有量は10%ですから、表面に油の膜が出来る感じがしません。

 

 

また、細かい成分なのですが、

アルガンオイルには抗炎症作用がある成分が含まれています。

他の植物オイルにはほとんど含まれておらず、あってもわずかという成分でトリテルペン類と呼ばれます。


トリテルペン類とは、皮膚を保護する「βアミリン」、抗菌作用がある「ルペオール」、傷の治癒を早める「ティルカロール」、紫外線から保護する「ブチモスベルモル」など抗炎症作用のあるものをいいます。

中でも注目なのが『ルペオール』。ルペオールには、皮膚ガンの一種である悪性黒色腫(メラノーマ)の成長を抑え、縮小させる働きがあることが鳥取大学農学部が行ったマウスによる動物実験で、明らかになりました。アルガンオイルには、抗炎症効果、抗腫瘍効果があるルペオールが7%含まれています。

 

アルガンオイルが日々のスキンケアに最適なワケは、肌の炎症を抑え、コンディションを安定的に整えることにあります。肌の赤みを消したり、湿疹やニキビ跡の修復にもはたらくことが知られています。

 

と、大まかにも細かくもたくさん肌に効果のあるアルガンオイルなので、日々使い続けることがとっても大事。

 

高齢になればなるほど使う価値のあるオイルです!

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